コラム
寒くなると身体が固まり、背中が丸くなる、肩コリがひどくなるという人もいるのではないでしょうか。
また現代女性のお身体のお悩みや不調のトップにも上がる肩こり、身近な問題ですが実際肩こりはつらいですね。
肩こりの原因はさまざまですが、以下に一般的な原因とその解消法をパーソナルトレーナーとしていくつかご紹介したいと思います。
姿勢が悪いままで生活していることが肩こりの主な原因の一つです。
姿勢が悪いと過度の筋肉緊張や脊柱の負担、筋肉のバランスが悪くなり筋肉を弱体化させ肩関節に不自然な圧力をかけることがあります。
また血流の流れも悪くなりこれによって筋肉や組織に酸素と栄養素の流れを制限します。
良い姿勢を維持することは、肩こりを予防するために非常に重要なことです。 正しい姿勢を維持することで、筋肉と関節に正しいサポートと快適さを提供して肩こりを軽減させますことができます。
①両足を前後に開いて身体を安定させた上で、方の高さで肘を90度にしてドアや壁に手をつきます。
②そのまま身体の重心を前方に動かしていき胸と肩に軽く伸ばされた感じがするところで深呼吸して10~30秒保ちます。(伸びている感じがなければ、足を1歩踏み出してください)
③再び元の姿勢に戻ります。
肘を90度より上にあげると胸の下部のストレッチもできますので、併せてやるのもお勧めです。
①立ったり座ったりして、肩をリラックスさせます。
②肩甲骨をゆっくりと背中の真ん中に向かって引き寄せ、5数秒間その位置を保ちます。
③胸とおなかを少し引いて今度は肩甲骨をゆっくり広げて、5数秒間その位置を保ちます。
④ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
これを10回程度繰り返します。
①壁に立ち背中をぴったりつけます。
③肘を90度に曲げ、手の平を壁に寄りかけます。
③肘から腕を上げ、肩の高さまで手を動かします。
④ゆっくりと元の位置に戻ります。
これを10回程度繰り返します。
長時間のデスクワークやコンピュータ作業など、長時間同自じ姿勢でいると間接がかたまってしまったり、腕や肩の筋肉が同じポジションを保つことが多いため、これらの筋肉に負担がかかります。
またデスクワーク中は多くの筋肉が動かないままになることがあります。特に背中や肩の筋肉は活用されず、血行不良や筋肉の硬直が生じてしまい、肩こりの原因となることがあります。
1時間に一回くらい立ち上がって体を動かす意識をすると肩こりも少し軽減します。
①首をゆっくり左右に傾けます。伸ばしている方の首がパツンと伸びているのを感じたら15秒伸ばし続けます
②各方向で15秒ずつを2~3回繰り返します。
①片方の腕を前に伸ばし、手のひらを前へ向けます。もう片方の手で身体のほうに軽く指先を引っ張ります。気持ちいいと感じるところで5秒くらい間止めてください。
②今度は手のひらを自分の身体へ向け倒します。手の甲をもう片方の手で押して気持ちいいと感じるところで5秒間くらい止めてください。
③左右の手で3~4セットずつ、繰り返し行ってください。
①壁に向かってまっすぐ立って肩の中さで肩幅くらいで壁に手をつきます。
②顎を引きながら頭を後方へ動かし5秒ほど止めて元に戻します。
③3~4セットずつ、10回程度繰り返し行ってください。